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警察官の副業は禁止?地方公務員法の制限とできること【2026年版】

フクミツ編集部|2026-07-26 公開

警察官の副業は禁止?

地方公務員法により営利企業への従事は原則制限/資産運用など制限対象外の活動もある

都道府県警察に勤務する警察官は地方公務員に該当し、地方公務員法により営利企業の役員兼務や自営業、報酬を得る事業への従事が原則として制限されています(警察庁勤務の警察官僚は国家公務員として国家公務員法の対象)。報酬を得る活動には任命権者の許可が必要で、無許可の兼業は懲戒処分の対象になり得ます。一方で、株式投資や投資信託などの資産運用や、一定規模未満の不動産賃貸・家業の手伝いは、許可を得たうえで、あるいは営利企業への従事に該当しない扱いで認められる余地があります。警察官は職務の性質上、市民からの信用が特に重く見られる職業で、信用失墜行為への懲戒は他職種より厳格に運用される傾向があります。副業に関わる行動は「制度上できるか」だけでなく「職の信用を損なわないか」の視点で判断されることを前提にしてください。

許可基準や服務規程は都道府県警察ごとに異なります。資産運用を含め判断に迷う場合は、所属の警務・監察部門や上司に確認してください。

就業構造基本調査2022の再集計では、警察官が含まれる「保安職業従事者」の副業保有率は2.6%と、全12職業分類で最も低い水準です。法律で兼業が制限される公務員が多い職業群であることが背景にあります。

出典: フクミツ編集部調査「副業実態データ2026」(総務省・就業構造基本調査2022の再集計)

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警察官が活かせる強み

  • 交替制勤務では非番日・週休日にまとまった時間を計画的に確保しやすい
  • 防犯・交通安全・法律の実務知識は、生活防犯分野の執筆や発信のテーマとして独自性がある
  • 規律ある生活習慣と継続力を、長期の積み立て投資やスキル学習に活かしやすい

警察官と相性の良い副業

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月収目安: 月0〜数十万円

資産運用は営利企業への従事に該当しない扱いが一般的で、警察官が在職中から取り組みやすい代表的な選択肢です。勤務時間中の取引を避ける、職務で知り得た情報を利用しないという前提は守る必要があります。

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月収目安: 月0〜1万円

ポイントサイトやアンケートモニターは事業性が低い少額の活動のため、兼業規制との関係で問題になりにくいとされる領域です。まず小さく家計の足しを作りたい人に向いています。

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月収目安: 月0〜10万円

防犯対策や詐欺の手口解説など、現場で培った知見は一般の読者にとって価値の高いテーマです。ただし守秘義務に触れる内容は書けず、報酬が発生する活動は許可が前提のため、退職後の展開も見据えた準備として考えるのが現実的です。

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月収目安: 月5〜50万円

在職中の学習自体は兼業に当たらず、退職後の再就職や在宅ワークの選択肢を広げられます。収入化は退職後または許可を得てからが前提ですが、非番日の時間を将来への投資に変えられます。

副業が勤務先にバレないための注意点

公務員は住民税が特別徴収(給与天引き)で運用される場合が多く、会社員のように普通徴収へ切り替えて発覚を避けるという方法が取りにくい立場です。加えて警察官は監察部門による服務管理があり、SNSでの発信や周囲からの通報を通じて無許可兼業が発覚し、処分に至った事例も報道されています。職務の信用が重く問われる立場だからこそ、隠れて行うのではなく、制限対象外とされる資産運用から始めるか、必要な許可申請を経ることが結局は安全です。詳しくは公務員の副業ルールの記事も参照してください。

確定申告・税金の前提

給与所得者で副業の所得(売上−経費)が年20万円を超える場合、翌年の確定申告が原則必要です。20万円以下でも住民税の申告が必要なケースがあります。個別の判断は国税庁の公式情報や税理士に確認してください。

よくある質問

Q. 警察官は副業禁止ですか?

都道府県警察の警察官は地方公務員のため、地方公務員法により報酬を得る兼業が原則制限されています。副業を行うには任命権者の許可が必要です。一方、株式投資などの資産運用は営利企業への従事に該当しない扱いが一般的です。所属の服務規程を確認してください。

Q. 警察官でも投資はできますか?

株式投資・投資信託・iDeCo・NISAなどの資産運用は、兼業制限の対象外とされる扱いが一般的で、警察官でも取り組みやすい選択肢です。ただし勤務時間中の取引や、捜査など職務上知り得た情報を利用した取引は許されません。迷う場合は所属部門に確認してください。

Q. 実家の家業を手伝うのは副業になりますか?

実家の農業や商店の手伝いは、報酬の有無や関与の度合いによって扱いが変わります。無報酬の一時的な手伝いであれば問題にならない場合が多い一方、継続的に従事したり報酬を受け取ったりする場合は許可が必要になり得ます。自己判断せず所属に相談するのが安全です。

Q. 退職後に向けて在職中にできる準備はありますか?

在職中の学習は兼業に当たらないため、プログラミングやライティングなど退職後に活きるスキルを非番日に学んでおく方法があります。防犯や詐欺対策など警察官ならではの知見も、守秘義務に配慮した形なら退職後の執筆・発信のテーマになり得ます。

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