副業の確定申告のやり方【2026年版】|必要書類・20万円ルール・e-Tax手順・いくらから申告?
この記事の結論
- ●副業の所得が年20万円を超える会社員は確定申告が必要(給与所得以外の場合)
- ●20万円以下でも住民税の申告は必要なケースが多い
- ●e-Taxを使えば自宅から完結。会計ソフトを使うと初心者でも30分程度で済む
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「副業を始めたけど、確定申告って結局どうすればいいの?」という方に向けて、国税庁の公式情報を元に、必要な手続きを順を追って解説します。20万円ルールの落とし穴、青色申告と白色申告の違い、住民税の納め方まで、副業を始めた会社員が押さえるべきポイントを網羅しました。
そもそも副業の確定申告は必要?
副業の確定申告はいくらから必要?20万円以下・住民税の境界線
副業所得の3つの区分
副業の確定申告 やり方ステップ(全体像)
確定申告の期間と必要書類
副業の確定申告で必要な書類チェックリスト【完全版】
e-Taxで申告する具体的な手順
スマホで確定申告する手順
青色申告と白色申告どちらを選ぶべきか
副業の経費にできるもの・できないもの
副業の税金はいくら?計算の考え方
住民税の納付方法を「普通徴収」にする
副業の確定申告で会社にバレる?申告で気をつける3つのポイント
申告しなかった場合のリスク
よくある質問
Q. 副業の所得が20万円ぴったりの場合、確定申告は必要ですか?
20万円「以下」の場合は所得税の確定申告は不要、20万円「超」だと必要です。ぴったり20万円であれば不要となりますが、住民税の申告は必要です。
Q. 経費はどこまで計上していいですか?
副業のために必要な支出であれば計上できます。PC・通信費・書籍・取材交通費・家賃の按分(在宅ワークの場合)などが代表的です。私的利用との按分が必要なものは、合理的な根拠を残しておきましょう。
Q. freeeとマネーフォワードどちらがおすすめですか?
両方とも基本機能は十分に揃っています。UI/UXの好みで選ぶのが一般的です。freeeは初心者向けの設計、マネーフォワードはやや高機能で会計知識のある人向けと言われています。両社とも無料トライアルがあるため、実際に試してから決めるのが確実です。
Q. 確定申告を税理士に頼むといくらかかりますか?
副業の確定申告であれば、3万〜10万円程度が相場です。所得規模や帳簿の複雑さによって変動します。所得が大きくなってきたら、節税アドバイスを含めて税理士に依頼するメリットが大きくなります。
Q. 副業が赤字の場合、申告は必要ですか?
事業所得として青色申告している場合、赤字を申告すれば本業の給与所得と損益通算できる場合があります。雑所得の場合は損益通算できないため、申告のメリットは少なくなります。詳しくは国税庁の解説を参照するか、税理士に相談してください。
Q. 副業の所得が20万円以下でも住民税の申告は必要ですか?
はい、住民税には20万円の特例がなく、副業所得が1円でもあれば原則として住民税申告が必要です。所得税の確定申告を出せば住民税の申告は自動連動するため、所得税の申告書を出すことで両方を一度に済ませる人が多くなっています。
Q. 副業がアルバイト(給与所得)の場合、確定申告はいくらから必要ですか?
副業のアルバイト先からの年間給与が20万円を超えると確定申告が必要です。雑所得・事業所得の場合と境界線は同じ20万円ですが、給与所得の場合は副業先の源泉徴収票が必要になる点が異なります。
Q. 確定申告すると必ず会社にバレますか?
申告そのものが会社に直接通知されることはありません。ただし住民税を「特別徴収」(給与天引き)のままにすると、副業分の住民税が本業の給与から差し引かれ、経理担当者が気付くきっかけになります。申告書第二表で「自分で納付」(普通徴収)を選ぶことが対策の基本です。
Q. スマホだけで副業の確定申告は完結しますか?
マイナンバーカード対応のスマートフォンがあれば、PCを使わずスマホ単体で確定申告は完結します。マイナポータルアプリと国税庁「確定申告書等作成コーナー」のスマホ版を組み合わせる流れです。給与所得・雑所得・事業所得・青色申告決算書まで対応しています。ただし画面が小さいため、経費入力の量が多い場合は会計ソフトのスマホアプリで日々入力→最後にe-Tax連携で送信、という流れのほうが効率的です。
Q. 副業は雑所得と個人事業主(事業所得)のどちらで申告すべきですか?
2022年の国税庁通達改正により、副業の所得区分は「帳簿・記帳の有無」と「社会通念上の事業性」で判断される運用になりました。目安としては、副業収入が年300万円以下で帳簿保存もない場合は雑所得とされやすく、本格的に継続するなら開業届を提出して個人事業主(事業所得)として帳簿を付けるほうが税務上の選択肢が広がります。事業所得なら青色申告特別控除(最大65万円)や損益通算が使える点が大きな違いです。個別判断は税理士に確認するのが確実です。
Q. 副業所得が60万円のとき、税金はいくらくらいになりますか?
あくまで目安ですが、本業の課税所得が330万円以下の会社員(所得税率10%)が副業で年60万円の所得を上乗せした場合、所得税6万円+住民税6万円=合計12万円程度が見込まれます。本業の課税所得が330万円を超えると副業分は税率20%が適用されるケースもあり、ぐっと上がります。事業所得で青色申告特別控除(最大65万円)を使えば課税対象が大きく圧縮されるため、本格的に続ける副業ほど青色申告の効果が大きくなります。詳細なシミュレーションは会計ソフトの試算機能や税理士相談を活用してください。
参考リンク
- 国税庁:確定申告書等作成コーナー
国税庁公式の確定申告書作成ツール。e-Tax送信もここから可能
- 国税庁:副収入などがある方の確定申告
20万円ルールや申告方法の公式解説ページ
- 国税庁:青色申告制度
青色申告のメリットと申請方法の公式解説
- 国税庁:スマートフォンでの確定申告(e-Tax)
マイナンバーカード対応スマホで完結する申告手順の公式ガイド
- 国税庁:必要経費の取扱い(タックスアンサー No.2210)
事業所得・雑所得における必要経費の考え方
- 国税庁:雑所得の範囲の取扱いに関する所得税基本通達の解説
2022年改正:副業の事業所得と雑所得の判断基準
